ある日本人のBlogからのもの、非常によくできているので、皆さんの参考になればと。。。 くれぐれも僕に質問来ないように。。東北大学の筆記試験を受けてきました。さすがに3校目だと特に緊張することなく受験できました。以下、簡単なレビューです。ミクロ(問1)コブ・ダグラス型効用関数から限界代替率を求めたり需要関数を求めたり。(問2)クールノー均衡とシュタッケルベルク均衡を求める問題。(問3)具体的な利得が与えられていない戦略型ゲーム理論について。マクロ基本的なIS-LM分析に関する大問一つのみ。阪大の口述試験を受けてきました!とりあえず全力は尽くせたと思います。このブログを読んでくれてる方の中で、将来阪大を受験する予定の方も何人かいらっしゃるようですので、やや詳しくレビューしたいと思います。12:30pm 受験生控え室(普通の講義室)に入室。やはり8割くらいの人はスーツかそれに近い服装でした・・・。今回も私服(もちろんそれなりの私服)で行ったのでやや浮いてしまった感じですが、特段問題はなかったようです。全体としては、80~90人ほどいたでしょうか。面接室が11個あって、各面接室に8~10人ほどが割り当てられていました。順序は受験番号順で、僕は3番目でした。1:00pm 各面接室1番の人から面接スタート。緊張が高まる。早い面接室では10分、他もだいたい15~20分程度で面接が終わっているようでした。「よしよし、想定の範囲内だ。」と自分に言い聞かせる。・・・ところが!30分経っても僕の面接室の1番目の人が帰ってこない(終わった人は担当の人に報告して、次の人が呼ばれ、各面接室の前で待機するシステム)。そして・・・、なんと45分経過!早い面接室はもう5人目をやっているというのに、一体どんな面接が繰り広げられているんだ・・・、といろいろ悪い妄想が頭の中で飛び回っていました。すると、「1△○番(←僕の受験番号)、面接室に行ってください。」と担当者より。どうやら最初の受験生が終わったことを報告しないで帰ってしまっていたようです。急いで面接室へ。するとまだ2番目の人が面接中だったので、ドアの横にある椅子で2~3分待機。この時が一番緊張しました。そして、ガチャとドアが開く音。前の人が出てきて、いよいよ僕の番です。1:50pm いよいよ阪大口述試験のキックオフ!今回は実況中継風にいきたいと思います。ちなみに面接は学生1対先生5でした。話の便宜上、A先生~E先生と名前を付けさせていただきます(もちろんイニシャルではありません)。まずはリーダー格のC先生から質問スタート。C先生「まずは研究計画書を簡単に説明してください。」私 -無難に3分ほどで答える-C先生「では経歴を教えてもらえますか。」私 -すでに修士号を取得している旨を話す-C先生「あっ、修士号はもう取ったんですね。どうしてもう一度修士課程に入るのですか。」私 -理由を説明する-→その後、3人の先生より「やはり修士をやり直すのは理解に苦しむ。博士課程入学への試験を受けるべきでは。」とのコメント。私もいろいろと説明しましたが、同時にC先生がフォローを入れてくれたので助かりました。C先生「修士論文は誰に見てもらいたいですか。」私 -理由とともに答える-C先生「将来はどうするつもりですか。」私 -アメリカの博士課程に進学したい旨、その後学者になりたい旨を説明する-E先生「では簡単な質問をします。供給独占が起きているとき、どのような価格決定が行われますか。」私 -供給独占??・・・って何だっけ?あれ・・・。(と一瞬頭真っ白になってしまう私)-私 「独占的競争市場のことですか?(←アホ)」E先生「いやいや、供給者が一人しかいない場合のことです(←当然です)。」私 「・・・、あっ、独占市場ですので、MR=MCで価格が決定されます。」E先生「そうですね。」私 -危なかった・・・。こんな基本的な問題答えられなかったら即アウトのところでした。いや~、本番って怖い。-E先生「ではパレート最適性はどんな概念ですか。」私 -無難に答える-E先生「厚生経済学の基本定理2つを言ってみてください。」私 -無難に答える-B先生「ではカリブレーションとは何ですか。」私 -簡単に説明する-B先生「カリブレーションは具体的にはどのような作業を行うことですか。」私 -生産関数の例を出して答える-B先生「identificationの問題はどうでしょう。」私 「・・・、すみません。わかりません。」→この質問は、「答えられなくても大丈夫な質問」のように感じました。先生の反応を見てもそんな感じでした。A先生「総労働時間の安定性を説明できるモデルを作ることの意義は何かあるの?」私 -自分の研究の価値はどこにあるのかを問う、いい質問だったと思うのですが、あまりうまく答えられませんでした。反省材料です。先生の反応もいまいちでした・・・。-C先生「では、他によろしいですか(他の先生を見渡す)。お疲れ様でした。」