(1)教え子への乱暴「性交には及んだが、合意の上」と否認に戻る (10:10~10:20) 《泥酔状態の教え子に乱暴したとして、準強姦(ごうかん)の罪に問われたアテネ、北京両五輪の男子柔道金メダリスト、内柴正人被告(34)の初公判(鬼沢友直裁判長)が東京地裁で続けられている》 《「合意の上だった」。鬼沢裁判長から認否を問われ、きっぱりと否認した内柴被告。弁護側も争う姿勢を示し、続いて検察側の冒頭陳述に移る》 《検察側は、内柴被告がアテネ、北京の柔道で金メダルを獲得し、九州看護福祉大の女子柔道部のコーチに就任した状況などを説明。その上で事件の核心の説明に入る》 《起訴状によると、内柴被告は平成23年9月20日午前2時から午前3時15分までの間、八王子市のホテル客室で、熟睡していた当時18歳の女性に乱暴したとされる》 《内柴被告は東京都内などでの合宿最終日の前日、問題の女子部員らと焼き肉店で飲酒した後、2次会でカラオケ店に行った》 《ビールに焼酎、ワイン…。かなりの量の酒を飲んでいたという》検察官「飲酒量は記載の通りです。カラオケ店に到着した際、(被害者は)エレベーターでうずくまるなどし、(店内の)ソファでうずくまるなどかなり酔っていました