最近蔡英文就任スピーチで、一国二制度が受け入れられないことに触れています。台湾が在任リーダー蔡英文政権により、中国政府との対立がより激化させられ、関係が不安定になっています。その動きが中国政府の台湾問題解決における考え方に影響する結果を招く可能性があるのでしょう。最近中国大陸側も台湾側も、マスコミの声から見れば、戦争で問題解決の可能性を否定しない傾向が強くなってきていると見られます。国の統一は習近平がリーダーになろうが他の誰かがなろう、中国政府の考えが変えられることに期待できないのでしょう。
蔡英文政権が日本政府のサポートを頼りにし、日本政府も中国大陸と台湾の対立により、政治的な計算で一部の人が利益を図ろうと、台湾と中国大陸との対立緊張関係を後押ししている動きが見られます。中国政府から見れば、今まで日本と台湾の経済貿易などの地域関係が中日国家関係関係の枠内の約束から遺脱していないと判断し、中日台湾が政治的な波があっても、交流が一応安定で、すでに一つの生活共同体の方向に歩んでいると認識し、寛容な対策を取ってきています。
しかし最近、このよう認識が打ち破られつつあります。日本も台湾も互いに関係を強化しようといった動きがマスコミの報道傾向を含め、政府、経済、軍事において逆流が見られているようになっています。中国政府が寛容により、日本と台湾の関係が准国家関係みたいに歩みつつあると反省しています。日本の政治家がその親密関係により、中国との関係において有利になるからと考えていますが、急速に中国大陸との関係を悪化させる台湾民進党政権から見れば、より親密になる日本との関係により、万が一の場合、戦友として日本を戦争の泥沼に巻き込むことも期待しているのでしょう。
一旦戦争になると日本政府の立場が非常苦しいでしょう。中国と対立する立場を取ると、中国市場を手放しして、全部台湾や他の地域にシフトすることになるから、日本の経済、国民生活、日本の企業に大きな打撃を与えるに違いがありません。
近年中国の国民が経済力及び日本に対する好感度の上昇により、日本旅行の人数が増え、両国の関係がより健全的にしようといった動きが現れています。新型コロナウェルスとの戦いで、日本と中国の相互支援も両国の関係にプラス的な材料にもなっています。長期化なりつつある新型コロナウェルス問題により、世界経済が激しく揺さぶられている今日、安易な考えで両国関係を弱体させる動きが長期的に見れば国民の利益にならないことが明らかです。
私たちが生活しているこの時代は時間的にも、空間的にも第二次世界大戦時期と比べると、大きく変化しています。この深刻な変化がこれからもスピードをもって進行していくことでしょう。インターネットの普及で、私たちの生活がスタイルが大きく変化せざる得ないし、情報がより複雑で多元的
になりながら、顕在しやすくもなり、より正確に把握する可能性も高くなりつつあります。国家間の戦争により領土を手にする時代がすでに終焉、世界が日増しに融合し、どの国も鎖国はにより、政治経済がよくなり、国民の生活が豊かになると信じる人がいないでしょう。生活の面において、国際的な依存度が高くなり、たとえ日本が生活生産用物資が中国ではなく、他の国から調達するとしても、平和がなければ、保証がない時代になっています。新型コロナウェルスとの戦いからこの世界の変化がより認識させられ、目が背けることができないでしょう。蔡英文が最近発表したスピーチが新型コロナウェルスが世界的に蔓延している特殊な時期に台湾独立しようとする一部の人の動きを激化させ、日本も巻き込む政治的操作は決して日本国民の利益にはならないのでしょう。