本帖最后由 David.Sax 于 2012-12-2 23:37 编辑 2日午前8時ごろ、山梨県大月市笹子(ささご)町の中央自動車道・笹子トンネル(全長約4.7キロ)内で、コンクリート製の天井板が110メートルにわたり崩落し、少なくとも車3台が巻き込まれた。県警や消防によると、現場で複数の遺体を確認。3台には少なくとも6人が取り残されていたとみられ、救出作業を急いでいる。天井板を支える鋼材の劣化などで事故が起きた可能性もあり、県警は業務上過失傷害容疑などで調べる。 県警や東山梨消防本部によると、3台はレンタカーのワゴン車、トラック、軽自動車。天井板の下敷きになり、一時火災も発生した。複数の遺体が見つかったワゴン車から自力で脱出した銀行員の女性(28)=神奈川県三浦市=は「6人で乗っていた。他の人は分からない」と話したという。他に1人がトラック内で見つかったが、安否は不明で、山梨県甲斐市の食品卸売会社の男性運転手(50)とみられる。脱出した女性と30代の甲府市の無職女性がやけどなどで重軽傷。 管理する中日本高速道路によると、事故は上り線の大月市側出入り口から1.7キロ地点で発生した。天井板は幅5メートル、奥行き1.2メートル、厚さ8〜9センチ、1枚の重さ約1.2〜1.4トンで、トンネル上部との間にできる隙間(すきま)(ダクト)に空気を通して換気をするために設置。長さ5.3メートルのつり金具を1.2メートル間隔でトンネル最上部からつるし、2枚の天井板の端を左右から乗せた鉄板にボルトで固定してある。つり金具が落下したことで崩落が起きたとみられ、ダクトを仕切る隔壁と天井板を合わせ計270枚が散乱した。 点検は年1回の定期点検と5〜10年ごとの詳細点検があり、最近では今年9月に詳細点検をしたが「異常なし」だったという。だがこれまでの点検で、天井板についてはハンマーでたたいて調べる打音検査をしてきたが、つり金具は作業員による目視だけだった。同社は「高さがあり双眼鏡による目視で十分だと思った」と説明した。 名古屋市の本社で記者会見した中日本高速の金子剛一(たけかず)社長は「大事故を起こし、大変申し訳ない」と陳謝した。 笹子トンネルは1977年開通で、大月市と甲州市にまたがる。上下線が別々のトンネルで片側2車線。毎日新聞リンクhttp://mainichi.jp/select/news/20121203k0000m040068000c.html