大阪大学图书馆。2012年6月2日(土)5:00PM。刚收拾资料准备回家,没想到屋外倾盆大雨,无奈。重新回到桌前,看着窗外大雨洒在绿地上,心想,一直以来都受小春的恩赐,一年前的现在,我还在一篇篇的精读本版精华帖。现在,该为像当年的我一样奋斗者,迷茫着的同学做点什么了。------------------------------我是国内日语专业毕业,去年来日,在东京读了不到一年语言学校,今年4月考到了大阪大学言语文化研究科修士课程,日本语学专攻。前些天语言学校的老师希望我给后辈讲讲备考的经验,我就以此为契机,把我不成熟的,些许的小建议拿来和大家讨论一下吧。原稿是用日语写的,我就不翻译了,日语水平不高,错误很多,希望大家多多指正。。。------------------------------大学院へ進学のためのスケジュール(私の場合、つまり研究テーマを持っている場合)N-5月 専攻分野確定、各大学募集要項精読、志望校選択 私の場合:日本語複合動詞の前後項要素の基本特徴N-5月 専門書を読み始める。注① 私の場合: 10冊ぐらい(もちろん研究分野の有名な先生の著書の、自分の研究に 関わりがある部分を精読)N-4月 志望校確定 私の場合:大阪大学、慶応義塾大学、埼玉大学、学習院大学 ご参考までhttp://u-biq.org/daigakuin.htmlN-3月 アルバイト退職 研究計画書作成開始(読んでいる専門書をベースに)N-2月 研究計画書最終確認N-1月 出願。いままで読んだ専門書を要約し、試験と面接に備えるN月 試験、面接。GOOD LUCK!注①:専門知識真っ白の方、これより早めに専門書を読み始めよう。--------------------------------------------------------------------------------誠に勝手ながら、詳しい話はQ&Aの形でみなさんとシェアしたいと思っております。Q:どの専攻を選べばいいのか。A:非常に特殊な原因がない限り、学部と同じ専攻が第一選択。理由は三つ。 一、学部は高校から新たな教育を受ける場所。興味によって専門を選べばいい。 一方、大学院は学部の勉強の続き。従って、出願書類として卒論の提出を 必要にする大学院がある。 二、大学院の授業は絶対楽じゃない。四年の基礎知識を持ってないと、授業を 聞き取れる可能性はゼロに近い。 例えば、日本語学・日本語教育学の授業として、音声学、対照言語学、 語用論、形態論、生成文法などの授業です。項構造や投射やC統御などの 専門用語を用いる授業です。動詞連用形未然形や派生語複合語や格助詞 副助詞などすら見分けが困難な非日本語専攻の学部卒業生にとって、難し すぎるのではないでしょうか。 三、専攻を変えようとしている方は、自分の専攻に興味がなく別の専攻が面白 そう、あるいは例えば経営のほうが将来、就職に役に立つかなって思って いるからにほかならない。と私が考えています。でも、興味というものは、 そもそもあることに打ち込んではじめて、生み出すものだと思います。今は 興味がないけど、自分の研究に責任感を持って頑張って、その中の楽しさは 必ず出てくるのだ。それこそ大人のやり方だと思います。勉強だけでなく、 職場、そして皆さんの将来の結婚も同じだと思います。就職について、私の 経験によって、日系企業の採用条件は文系/理系しか分かれない。特に文系、 専攻と就職とほとんど関係ないと言えるでしょう。Q:どの専門書を選べばいいのか。A:ある分野に詳しい学生はその分野の代表的な大家や基礎的な理論を知るべきです。 例えばサッカー界というと、マラドーナや今のメッシが第一人者だそうだ。 南米流や北欧流などいくつかの流派はあるが、今はスペイン流が一番流行っているそうです。 という知識が最低限です。従って、その分野に詳しい先輩や先生 に聞くのが近道です。 日本語専攻の場合、寺村秀夫先生、金田一春彦先生、影山太郎先生など… 私の場合、以下の本を読みました。 影山太郎 『文法と語形成』 影山太郎 『動詞意味論』 寺村秀夫 『日本語のシンタクスと意味』 寺村秀夫 『日本文法』 金田一春彦 『日本語動詞のアスペクト』 森田良行 『基礎日本語』 森田良行 『語彙とその意味』 田中衛子 『複合動詞−日本語学習者の教育項目として−』 姫野昌子 『複合動詞の構造と意味用法』 三原健一 『日本語の統語構造』 など と論文数十編Q:どの大学を選べばいいのか。A:3~4つの大学を選べたほうがいいと思います。旧帝国大学から普通私立まで、 万全の対策として選択肢を幅広くしたほうがいい。Q:研究計画書をなかなか書き出せない。どうしよう…A:研究計画書を書けないという悩みの本質は、「書けない」ということじゃなく、 アウトプットができないわけ。アウトプットができないというのはインプットが 足りないからだ。即ち専門書を十分に読んでいないわけだと思います。専門知識を きちんと身につけて、それは何よりです。後は、そういう知識及び本を読む うちに発見した疑問を研究計画書という形で書き出すという簡単な整理みたい な手作業だけです。空っぽの頭で研究計画書を書き出せるわけがない。--------------------------------------------------------------------------------ささやかなアドバイス:1、毎週、毎日の計画をきちんと立てること。計画がないと、いつの間にか、何も やっていないのに、試験日はもう近づいてきてしまったケースが多い。2、専門書が厚くて内容が多すぎることが多い。その時、自分の研究テーマと関わり がある内容をきちんと読むこと。あまり関係ない内容はざっと目を通すこと。 短期間内すべての理論を習得するのは不可能で、大学院でまた系統的に勉強し ましょう。3、本を読みながら、別のノートブックを用意しノートを書くこと。特に自分の 研究テーマと関わりがある内容をきれいにしっかりノートに要約してください!! すべての本の要点をノートに移すこと。研究分野と全く関係ない内容も、少なく とも各章・節名をノートに記録してください。本を読んだ後、最後ページを閉じ たら、なんか頭に何も残っていないみたいという体験は皆さんも必ず持っていると 思いますが、その時、本をもう一回読み直す必要がなく、このノートブックを読めば。4、大学を選択する際、最終的に3~4つを選ぶことなんですが、最初の時、すべて 興味を持っている大学(私の場合は30以上の大学)の出願条件、選考流れ、 試験科目、試験日、面接日、発表日、入学金納付期限などをExcelで編集し 対照すること。難易度を分析し、志望校が同じレベルに集中せずに、各レベル にバラバラ分散するように、試験日が重ならないように、そして、最も重要 なのは、第一志望の合格発表日は他の志望校の入学金納付期限の前だ!という ことを十分気をつけてください!!実は試験日や入学金納付期限などが重なる 可能性は高いので、選択肢から外さざるを得ないことも学校選択の一段階です。5、募集要項をしっかり読むことと志望大学の教務係と緊密にkeep in touch!!こと。 募集要項に載っている情報はきわめて重要で、基本的に受験生が持っている疑問は ほとんど募集要項で答えが見つかります。出願手続に疑問を持ってれば、まず募集 要項をきちんと確認してください。何度もチェックしたが本当に答えを見つけられない場合、 またメールあるいは電話で直接に教務に聞くこと。すべての疑問をはっきり解決してからまた出願します。 まあ大丈夫だろうと思いながら出願資料を適当に送るのは先方に悪い印象を与えるので、 もし資料上の問題で出願できなくなったら、本当に残念です。6、3で作成したノートブックをさらに要約して、10ページほどのメモを作成すること。 このメモは試験及び面接の直前に復習用。1時間で一通り目を通すことができるように十数冊の本や 論文などの真髄を把握しましょう。7、面接を控えて専門知識の復習だけでなく、志望校の歴史や有名な教授(自分の研究分野で有名な教授) は志望校とつながりあるかどうかを調べること。例えば、日本語学界の権威といわれている寺村先生と 影山先生はともに阪大の卒業生で、ここで勉強するのは長年以来の夢であるとアピールすれば。 こういう志望動機は望みです。面接官としても自然に受け入れやすくなると思います。8、いつも謙虚な態度を持つこと。落ち着いて専門書を読んで、きれいに慎重に研究計画書を書いて、 冷静に面接官の問題を答える人は、決して傲慢な人ではないと思います。 謙虚な態度を持っていれば、自分の実力はより速く成長する一方、自分の謙虚と素直は必ずある形(学び方、書き方、 話し方…)で大学先生のほうに伝われると思います。--------------------------------------------------------------------------------とりあえず以上の内容を思い出したので、皆さんと一緒に検討したいと思います。申し訳ありませんが、偉そうにこんなに立て続けにしゃべってきました。みなさんはとっても優秀なので、私が言っていたことを言うまでもなくよくご存知していらっしゃると思いますが。ここであらためてお詫びを申し上げます。お許しください。追伸:勉強に疲れる時、お勧めのテレビ番組とソングをご紹介させていただきます。 テレビ東京(テレビ大阪)火曜夜10:00 『ガイアの夜明け』 『progress』 唄:スガシカオ 『栄光の架け橋』 唄:ゆずみなさん、頑張ってください。チャレンジしてこそ、人は成長するんだ。