中国の鳥インフルが河南省にも拡大、感染者60人にロイター 4月15日(月)8時12分配信 4月14日、中国河南省で、鳥インフルエンザ「H7N9型」に2人が感染したことが確認された。同省での感染は初めて。[北京 14日 ロイター] 中国河南省で、鳥インフルエンザ「H7N9型」に2人が感染したことが確認された。同省での感染は初めて。また、上海市では新たに2人が死亡し、中国国内の感染者は計60人、死者は計13人になった。河南省の感染者の1人は開封市に住む34歳の男性で、現在危険な状態にあり、病院で治療中。もう1人は周口市の65歳の農民で、症状は安定している。2人は知人ではないようだという。新華社によると、2人に接触した計19人に異常は見られていない。また、新華社は14日、浙江省東部でも新たに4人の感染が確認されたと伝えた。これで同省の感染者は計15人となった。さらに、上海市でも新たに3人が感染が確認され、同市の感染者は計24人、死者は計9人となった。H7N9型は当初の発生地域である中国東部以外にも拡大しており、北京の1人を含む3例の感染が報告されている。ただ、世界保健機関(WHO)は、これまでのところ異常事態には陥っていないとしている。