日本語能力試験出題基準(にほんごのうりょくしけんしゅつだいきじゅん)によれば、文法(ぶんぽう)の問題(もんだい)は機能語(きのうご)のサンプルリストに基(もと)づいて出題(しゅつだい)される。市販(しはん)の能力試験対策本(のうりょくしけんたいさくぼん)や問題集(もんだいしゅう)は、このサンプルリストをもとに作(つく)られている。ただし、このリストはあくまでも"サンプル"なので、実際(じっさい)の試験問題(しけんもんだい)では、2級(きゅう)までのリストから出題(しゅつだい)されたり、リストにないものが出題(しゅつだい)されたりすることも多(おお)い。【→文法的な〈機能語〉の類(2級))】また、3・4級(きゅう)のリストにある語句(ごく)が、1・2級(きゅう)レベルの「より難(むずかしい)しい用法(ようほう)」をあわせ持(も)っている場合(ばあい)には、それらも2級(きゅう)の範囲(はんい)に含(ふく)まれるものとされる。