警察手帳見せ強姦した疑い 警視庁巡査部長を告発当時17歳と18歳の少女2人に現金を渡し、ホテルでわいせつな行為をしたとして、少女の付添人の弁護士が22日、警視庁の男性巡査部長(42)を児童買春・児童ポルノ禁止法違反(児童買春)や強姦(ごうかん)の疑いで東京地検に告発した。警視庁警務部は「捜査を尽くし、処分すべき時は厳正に処分する」としている。 ホテルで巡査部長が寝入った後、少女らが警察手帳などを持って外に出たため、巡査部長が被害届を提出。少女らは8月に窃盗容疑で逮捕され、うち18歳の少女は家裁に送致された。 告発した田崎信幸弁護士によると、巡査部長は6月、埼玉県川口市の路上で少女2人に対して「1人3万円払うからつき合って」と誘い、ホテルに連れ込んだうえ、少女らにわいせつな行為をしたという。さらに、18歳の少女には警察手帳を見せて脅したうえで強姦したとしている。