自動ブレーキ体験中フェンスに衝突、２人重軽傷　埼玉2620972x

自動ブレーキ体験中フェンスに衝突、２人重軽傷　埼玉朝日新聞デジタル 11月11日(月)23時9分配信http://amd.c.yimg.jp/im_siggCffZ6GHkZLkCW85n365trg---x200-y120-q90/amd/20131111-00000037-asahi-000-1-view.jpg事故を起こした車と同型のマツダＣＸ―５＝同社提供　埼玉県深谷市山河の自動車販売会社「坂田自動車工業」の駐車場で１０日午後０時４５分ごろ、試乗運転中の乗用車がフェンスに衝突する事故があった。運転していた本庄市の会社員（３９）と助手席の自動車ディーラーの従業員（２２）の男性２人が重軽傷を負った。障害物を前にすると自動的にブレーキが作動する機能を体験中だったという。　深谷署によると、試乗車はマツダのスポーツ用多目的車（ＳＵＶ）のＣＸ―５。同社によると、時速３０キロ以下で走行中に衝突の危険性が高いと判断すると自動的にブレーキが作動するシステムが搭載されている。ただ、このシステムが反応するタイミングでアクセルを踏み込むとブレーキは作動しないという。　この日は新車の展示販売会で、ＣＸ―５を約７メートル先に設けたウレタン製のマットをめがけて走らせ、直前で自動的に止まることを体験する催しがあった。２人はこの催しを体験中、車がマットを突き倒して進み、さらに約７メートル先の金網状のフェンスに衝突。運転していた男性は首を捻挫し、案内役のディーラー従業員は右腕の骨が折れた。同署は、人為的なミスと車の構造上の問題の両面から事故原因を調べている。　マツダの広報部は「システムが機能せずに事故が起きたとの報告はこれまでなかった。今回の事故の詳細を確認している」としている。国交省にも同種の事故があったとの情報は寄せられていないという。朝日新聞社